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情報収集衛星の画像はなぜ公表されないのか?

 高額な費用をかけて整備したはずの情報収集衛星。疑うわけでは無いが、本当に役立っているのだろうか?いくらハードを準備したところで、有効に活用されねば全く意味がない。
 情報収集衛星の画像をネット検索しても、撮影した画像はほとんど出てこない。

 これらが、軍事目的であり災害目的では無いのだろうとは理解するし、手の内を明かさないためにも画像の解析度は極秘情報になる事もわかっている。それでもなお、国民の生命や安全に関わるすべてのことが、安全保障の範囲なのである。せめて、今回のような場合に、地震前と地震後の衛星写真を比べて被害がわかる程度のものは、国民に広く提供すべきであろう。解像度は加工すれば良いだけの話である。それも出来ない程度の情本管理能力なら、本来持つ価値も無い。

 写真を出しても、実際にはさして役立たないという現実もあろう。それでも、情報収集と国民の安全保障とは一体のものなのだと云うことを、これほどわかりやすく示すものも無いはずである。独りよがりな情報の独占や、秘密主義。この悪しき気質は取り除かれねばならない。

 せっかく準備した情報収集衛星の能力が、実はアメリカの民間の衛星写真にも劣るという話(*)が、ネット上には出ていたこともある。信じたくない事柄であるが、証明するためにも、きちんと公開して欲しい。安全保障にまで、官僚的な独善主義がはびこれば、国家は滅亡しかねない。

 個人のゴシップよりも、もっと重要な事だと思うのだが。

(*)参考資料
  情報収集衛星、鬼怒川水害でグーグルにKO負け 日経ビジネス

平成28年4月18日(月)
秋山鷹志