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才能を正しく使う方向への誘導強化を急げ

 日本で最も教育現場のIT化が進んでいると、自画自賛していた愚かな県。己の無能さをさらけ出すときの典型的な例である。IT化で、セキュリテイを無視するなど考えられないことで、予算がどうのという問題では無く、担当した人間達の頭の構造の問題である。ここまで、厳しく非難できるのも、不正が発覚した後、2ヶ月もしてまたやられたことにある。隠蔽だけでなく、何も対応していなかった、いやどう対応して良いのかすら理解していなかったという事なのだろう。

 JTBでも何でも、とにかく無責任すぎる。いまの大人達には、恥や責任感はないのだろうか?きりが無いからやめよう。ここでは、全く誰も指摘しない話である。

 学校のシステムに不正にアクセスして情報を盗んだ犯人は、17歳の少年。学校や教師に不満があり、いじめにも遭っていたと供述しているらしい。だが、そんな言い訳など通用しないことは、本人が良くわかっているだろう。きちんと罪は償わねばならない。だが、そのうえで、彼の才能をそのままにするのはあまりにももったいないと思う。

 彼はコンピュータの専門知識を学んだわけでも無く、すべて書籍とネットでの独学で、今回のような不正アクセスを行うまでの技量を身につけたのである。これは、まちがいなく、彼にプログラミングまたはセキュリテイ関連の才能があることを意味している。この才能を埋もれさせては成らないだろう。

 アメリカでは、有名なハッカーがその後FBIに雇われるというような話が、本当にある。まれな才能は、その才能を生かしたまま、社会の幸福や安全のために役立ててもらう事が、いまの日本でも重要なのだ。日本人の安全を軽視する気質からも、ITセキュリテイの才能は貴重である。彼のような人材こそ、罪を償った上で、情報省で採用する道を考えるべきである。新設する情報省に、寄り多くの才能ある人材を集めないと、この国はサイバー戦で戦わずして敗れてしまう。いま、日本が集中的に狙われているのも、そのあまりの無警戒さのゆえである。

 一刻も早く情報省をたちあげて、あらゆる組織のセキュリテイを監査し、日本の技術や情報を守る体制をつくらなくてはならない。同時にそこで働ける多くの人材の育成と発掘が必要なのは言うまでもあるまい。彼の才能を正しく活かせる場を与えねば、むしろ逆に使われてしまう可能性さえもある。

平成28年7月1日(金)
秋山鷹志