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自然条件(天候)に打ち勝つ技術の開発を

 2017年1月11日打ち上げ予定だった、日本初の人工衛星搭載可能なミニロケットの打ち上げが延期された。天候などの条件が整わないのが理由だった。ミニに限らず、大型のロケットでも風や雷などの気象条件で、打ち上げられない事はよくあるので、特に非難されることでもない。

 飛行機、ドローン、ロケットなど人間が作る飛行物体の多くは、気象条件で動かなくなる物が多い。これが現在の人類の科学技術の限界であり、それを自覚することは人間が科学万能に溺れたり、自然を侮ったりする傲慢さをふさぐのに役だっている。その一方、激しくなる自然災害を見るに付け、ただひたすら自然が穏やかになるのをまつだけの現状には、もどかしさを感じてしまう。

 さまざまな自然災害が多発している時だからこそ、人間が出来ない事をロボットなどがやってくれるのを待ち望んでいる。これからの日本の科学技術や産業のひとつの分野として、自然の悪環境下での技術を研究・開発してはどうだろうか。

 連絡船しか行かない離島では、海が荒れると日常の食料品なども不足しがちになってしまう。台風や荒波の中でも進むことの出来る特殊船舶があれば、どれだけ助かるだろうか。たとえ、強風や高波でも、10mも潜れば静かなのではないだろうか。ならば、そういう潜水可能な水陸両用車(船)を作れば良い。当然技術もさることながら、製造費用が問題になる。安く作れ、運用コストの安い物を考え出すのもまた科学技術のはず。

 嵐の中をものともせずに飛んでいく無人機やロケットを、ぜひ見てみたい物である。

 海外への投資しか考えない無能な経営者ばかりの今の日本。投資先など国内でもいくらでもあるのに、手を出さないのは、堅実なのではなく卑怯な気質であるとも言えよう。

平成29年1月11日(水)
秋山鷹志