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安倍総理は本来の日本独立に舵を切る時が来たと知るべき

 トランプアメリカ大統領が就任した。初日から、自国第一の民族主義丸出しの言動である。日本は、かなり悪影響があると考えておくべきだろう。

 経済界の期待するようなアメリカの景気が良くなれば日本も恩恵を受けるというのは、トランプと同じ利己主義な考え方に過ぎない。わたしには、そんな好景気すら長くは続かないだろうと思えて成らない。仮に、中国、日本、メキシコの三カ国をたたいたとすれば、その悪影響は直ちに世界経済そのものに波及する。むろん、日本は直接だけでなく、間接的にも多大な悪影響を受けてしまう。リーマンショックで当事者のアメリカよりも、日本の方がいつまでも影響が大きく、立ち直れなかったのを、もう忘れているのだろうか。危機意識のなさは、安全保障だけでは無くあらゆる所に顔をだす。いわば大半の日本人の(集団農耕型)気質によるものなのだろう。

 安倍総理は当初、民族主義者としてオバマ政権に見られていた。それを払拭するのに多大の努力が必要であった。だからといって、トランプでも同じ方法が良いとは限らない。いや、日本などどうでも良い彼にとっては、日本がアメリカから真に独立する動きを見せても、それが経済的にアメリカの不利益になると思わなければ、無視するであろう。いまこそ、戦後の総決算、すなわち真の独立、アメリカ属国からの脱却をすべき時である。


 中国と裏取引を平気でやるのがアメリカである。これからもやるだろう。その時に慌てないように、自国の立場をきちんと確立しておく必要がある。たとえば、アメリカに妥協して、TPPに参加させるより、アメリカ以外でTPPを発行させる方が、長期では、はるかに日本の国益につながる。(個人的にはTPPに反対だったが!)

 アメリカと共に、アジアでまともな国家として影響力を及ぼす国になるチャンスでもある。なにも、アメリカから離れろというのでは無い。同盟も真に対等な同盟にかえ、アメリカが日本に課しているさまざまな事を、いいかげんで取り除くときなのだ。たとえば長距離ミサイルを許さないなどの横暴なふるまいには、もはや日本人も限界を迎えている。沖縄のことだけでは無いのである。

 いまこそ、アメリカのくびきを少しでも無くしていく努力が必要であろう。そのためには、アメリカの飼い犬となっている外務や防衛の官僚・政治家の排除から始める必要があるのだろう。アメリカの助けなしには中国の侵略を止められないという紋切り型の論理は、所詮既得権者のたわごとであろう。そこをうまくやるのが政治家の勤めなのだから。

 日本人が目覚める時が来たようである。

平成29年1月21日(土)
秋山鷹志