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平成30年(2018)8月25日(土)
[ニュース] 「国産超音速ドローン2020年にも初飛行」 言ってたことが実現![科学・産業・防災]

国産超音速ドローン、2020年にも初飛行 コンコルド並みマッハ2

 うれしいニュースである。ブログや烈風飛檄では、この種の飛行体の話は何度もしてきた。だが自衛隊のあまりのお粗末さに、正直さじを投げていたのだが、室蘭工業大学の無人機が、ここまで進んで来ていたとは、うれしい意外さである。マッハ2で航続距離100kの無人飛行機。特に驚いたのが、私の描いていた考え方などが、実現されていることである。

 エンジンは、今後日本の産業や科学技術において非常に重要な製品となる。愚かな経営者や政治家達は、その重要性に全く気がついていないのか、反日マインドのせいなのか、およそやろうとしていないかにみえる。エンジンというと、どうしても軍事との関係が騒がれるが、エンジンそのものに軍事も民間もない。
 今回のオオワシ2号は、いわばハイブリッドのエンジンを積んでいる。これからの高速飛行体は、ジェットエンジンとロケットエンジンの両方の機能が必要になるだろう。飛ぶところがそういう所になるだろうから。それを見事に実現しているだけでもうれしいのだが、高速性能と災害時の無人機観測機能つまり低速飛行との両立が、これからはなんとしても必要になる。それをいかに実現するか、そこに日本の科学技術と産業の未来がかかっているかも知れない。

 もうひとつ、是非とも実現して欲しいのが、垂直離着陸機能である。オオワシ2号も、早すぎて着陸時には揺れが大きく、1号機では着陸時に破損してしまった。そこで、かってのスペースシャトル同様に、パラシュートで減速する方式にしたと記事にはある。取りあえずはこれで良しとして進めよう。だが古い技術ではなく、新しいことにチャレンジして欲しい。F35Bでもわかるように、あれほど重い機体でも、垂直に上昇下降できるのだから、エンジンの力を最大限高めることと、エンジンの可変機能が鍵になるだろう。いちどきには無理でも、別の形で開発を並行して欲しい。
 他にも、自立飛行やGPS機能などで、まだ開発できていない追加機能がいくつもある。それらもまた、これからの新しい産業の種になる。


 あとは、MRJの二の舞を踏ませずに実用化、産業化にいかに持ち込むかだ。とにかく2020年の成功に向けて、いまこそ、自衛隊はこの技術を丸ごと買収すべきだろう。さもないと、またアメリカや反日国家に盗まれてしまう。1号機の飛行は2010年だったのだから、すでに8年もかかっている。これではどうしようもない。安倍総理も、こういう本当に将来性のある事業にもっと目を向けるべきだ。こういうのこそ地方創生そのものなのだから。

 イギリスとアメリカが、民間飛行機のエンジンを独占している。こういう産業の在り方が、本当の意味での技術立国の在り方なのだろう。他の国では作れないのだから。日本ではそれが素材などのレベルのモノしか無い。これでは儲かるはずもないのだ。

 はばたけ!オオワシ2号!!


毒
秋山鷹志