「常識の毒」を再び問い直すために──令和の世界で見えてきた新しい毒。
「常識の毒」をホームページに初めて掲載したのは、今から15年以上前のことになります。 書籍として世に出してからも10年以上が過ぎました。
その間、世界は想像を超える速度で変化しました。 では、その変化の中で「常識の毒」はどうなったのか── それを改めて考えたいと思ったのが、本書を手に取ったきっかけです。
この導入部分は、 朗読音声 としても相性が良いパートです。
今回は、試みにAIの力も借りてみました。 前著を読み込ませ、 「令和版として、いま見える常識の毒」 を問いかけたのです。
当時の毒が残っていることは予想していましたが、 それ以上に 新しい毒が数多く生まれている ことに驚かされました。
インターネットの爆発的な普及は、世界を 「情報文明」 という荒波の中へ押し流しました。
その情報空間には、人知れず無数の毒が散りばめられています。 本書第三章 「情報空間の毒」 では、その実態を詳しく取り上げました。
ここでは、 情報文明の構造図 を置くと視覚的に理解しやすくなります。
本書は、いわばAIとの対話から生まれた一冊でもあります。 AIは論点を箇条書きに整理し、構造的に提示してきます。
その利点を活用しつつも、すべてを鵜呑みにしたわけではありません。 納得できない部分は削除し、修正し、著者自身の考えに基づいて書き直しています。
AIがもたらす毒の一つに、 「人間が思考しなくなる」 という指摘があります。
本書を書くにあたり、著者はこの毒に侵されまいと、意識的に考え続けるよう努めました。
「常識の毒 令和版」は、書籍版とWeb版(Web本)の二本立てで構成されています。
ホームページ 「オン草紙」 では、Web本として公開し、書籍では難しい図表やリンクを活用しています。
なお、いくら読んでいただいても著者に収益が入ることはありませんので、どうぞ気軽に読み散らかしていただければと思います。
本書が、皆様にとって何か小さな気づきのきっかけになれば、これ以上の喜びはありません。
この締めくくりは、 エンディング音声 としても適しています。