本質核と祖霊の違い

ここでは、あの世の階層における魂の動きについてみてみます。魂の三構造とも関係して、死後に、死んだばかりの仏の状態(成熟前の本質核(神霊)) → 祖霊 → 守護霊 という“成熟の三段階”を経ます。順を追って見てきましょう。

◆ 死後すぐは「思念層の整理段階」に入る

死後、人格層が消えると思念層がむき出しになります。この段階は“混乱期”であり、まだ祖霊ではありません。

・残留思念の整理
 ・因縁の暴走(地獄の可能性)
 ・感情の解放
 ・自我の溶解

◆ 祖霊へ

祖霊とは、思念層が静まり、本質核の光が安定した状態の魂です。祖霊は「個としての神霊(本質核)の成熟形」といえます。

・因縁が溶け
 ・残留思念が消え
 ・人格の影が薄れ
 ・光(本質核)がそのまま現れている状態

祖霊の特徴
  ・個としての光が安定している
  ・家族・子孫に向けて“和魂”として働く
  ・時間の流れに左右されない
  ・人格の癖はほぼ消えている
  ・しかし“その人らしさ”の核は残る

◆ 守護霊へ

守護霊は祖霊の中でも、思念層を再び“外界に向けて働かせる”役割を選んだ魂です。守護霊は「働く祖霊」といえます。

・祖霊として安定した光
 ・その光を“他者のために使う”選択
 ・子孫や縁ある者を導く役割

守護霊の特徴
  ・個性が薄れ、役割が強まる
  ・感情ではなく“意志”で働く
  ・子孫の思念層に共鳴しやすい
  ・必要なときだけ介入する
  ・常にそばにいるわけではない

◆なぜ祖霊と守護霊は“別物”なのか

祖霊は“存在”の状態、守護霊は“働き”の状態。だから、祖霊の中には守護霊になる者と、ならない者がいる。守護霊は“役割”を選んだ魂ということです。

◆ 魂の成熟とは、次の様な旅をすることになります

 生まれ
 影を経験し
 因縁を溶かし
 安定し
 他者を照らす

◆この三段階モデルは、以下のすべてを矛盾なく統合できると思います。

 神道の祖霊信仰
 仏教の成仏・菩薩
 スピリチュアリズムのガイドスピリット
 民俗学の守護霊観
 “魂=思念エネルギー”モデル

三段階の流れは、神道の「荒魂 → 和魂 → 幸魂 → 奇魂」にも対応しそうです。ですが、無理に合わせる必要はないでしょう。

この理論を無理矢理理解しようとしたり、覚える必要は全くありません。疑問に思っていたことが、一つでも納得できれば、それで充分なのです。

注意:ここで述べられていることは、一つの考え方に過ぎません。特定の宗教・霊的世界観に基づくものでもありません。こんな風に考える事も出来ませんか、と言うことです。惑わされることなく、ご自身の考えを深めてください。その際に何らかの参考になればよいのです。