日本を守るのは日本人だけ


常識の毒 日本を守るのは日本人だけ

ーーこれは電子書籍「常識の毒」に収録した「日米安保が日本を守るは幻想」の捕捉とも言えるものーー

 このようなニュースはいわゆる右よりとされる新聞社からしか出てこないのだろうか。 実際、検索しても、他には出てこなかった。
 もうしわけないが、そのまま使わせてもらおう。

4月の北ミサイル発射 米「迎撃は本国防衛のみ」日本へ通告
産経新聞 2012年7月14日(土)7時55分配信

 『北朝鮮が4月に長距離弾道ミサイルを発射した際の米軍の迎撃態勢と日米の情報共有 の全容が13日、分かった。米海軍は7隻のイージス艦を展開させ、大半が海上配備型 迎撃ミサイル(SM3)を搭載。うち1隻を北朝鮮に最も近い黄海に配置したのは日本 側の要請だった。米政府は発射前の協議で日本側に「ミサイルを迎撃するのは米国の防 衛目的に限る」との対処方針も通告してきていた。
(省略)
 黄海以外に配置された米イージス艦の任務は、日本海と太平洋の3隻がミサイルが米 本土に、鹿児島沖の1隻はグアムに向かう際の迎撃に備えていた。』


 当たり前の常識なのだが、それが今の日本では忘れ去られている。自国を守るのは自国民 だけ、という常識。

 日米安保で日本を防衛するといいながら、実体はこのようなものなのだ。政府も、これま でアメリカ一辺倒だった自民党などの多くの政治家も、この現実にどう答えるのだろうか。

 日本人も、いい加減で、眼を覚ますときがきたのだろう。

平成24年(2012年)7月14日

2012年07月14日|コラム・エッセーのカテゴリー:常識の毒