各地で米泥棒の被害が多発しています。小さな盗みから、大量の盗難まで様々ですが、とにかく多いですね。2003年(平成15年)にも、米泥棒が流行語になるほど多発しています。冷夏による米不足で、この時も政府米が放出されたのですが、田んぼから根こそぎ盗むような大がかりなものまでありました。
米泥棒、賽銭泥棒、果物泥棒など、小さな盗みがとにかく目立ちます。銅線や自動車の盗難も、手口が巧妙であったり、暴力的になったりしている様に感じます。そして特殊詐欺もへるどころか、ますます巧妙になり、年寄りでなくてもだまされる様になってきました。
いったい日本社会は、どうしてしまったのでしょうか。無論、物価高騰による不況や貧困が、根本的な原因なのは明らかです。ですが、やはり人間の質の低下を思わずにはいられないのです。小さいときの万引きなどに、妙に寛容であったり、どこか人々の意識がずれていると思うのです。「悪い事は悪い」と理屈ではなくしつけたり、教えたりしなくなっている気がします。ところが、今このような精神に関わる話をしだすと、人権派など特定勢力から、むちゃくちゃな攻撃をうけます。その為、心理学や社会学の専門家なども、ほとんど発言しません。道徳や倫理観が失われた自己愛人間の謝意の行く先は自滅です。このままで良いはずがありません。皆さんはどう思われますか?
令和7年5月6日(火)