結局昔ながらの日本食が一番

魚介類を取らないと、うつや不定愁訴が起きやすい

 戦後あまりにもアメリカ流の食生活にならされてしまった日本人ですが、結局は身体がついていきませんね。もう一度縄文時代のバランスが取れた雑食に戻りましょう。もちろん私もご飯は毎日食べますが、個人的には日本人は雑食だと思っています。
 それはさておき、またひとつ、魚介類を食べる必要性が、研究から明らかになったようです。和洋女子大の鈴木教授らの研究に依れば、魚介類を取る人と取らない人とで比較したところ、うつや不定愁訴などの症状に明らかな差が出たそうです。もちろん、魚介類を食べないと、うつや不定愁訴などの精神的な不調につながるというものです。魚介類に含まれる、EPA,DHA,ビタミンDが身体に良いようです。

 これも言われるようになりましたが、日本人の腸が長いのは、食生活に会わせてそうなっているのですから、西洋人に会わせて肉ばかり食べれば、不調になるのも当然です。そもそも縄文時代の遺跡調査から、縄文人は100をはるかに超える種類の食べ物を食べていたことがわかっています。もう一度ご先祖様のように、バランスの取れた日本食を食べるように心がけましょう。それが精神を安定させることにもつながるのです。現代生活のストレスのせいにばかりするのは、やめるべきでしょうね。

令和7年5月12日(月)

2025年05月12日|分類:文化, 科学