PSYCHOLOGY & BRAIN SCIENCE 05

集団農耕型が国を滅ぼす

集団依存が社会や政治にもたらす問題を考えます。



 もうおわかりでしょう。30年以上にわたり経済的にも社会・文化的にも衰退を続けている日本。とうに孤高武士型が、社会の改革に乗り出していなければならないのです。ですが、そうなっていません。それは一言で言えば、社会の中心や指導層を集団農耕型が牛耳っているからです。彼らは基本的に利己主義ですから、社会や国の事など考えません。今の自分が良ければそれをひたすら維持しようとするのです。
それに加えて問題なのは、改革を試みる人々を排除する事です。民主主義という仕組みも、それを助長しています。軍事クーデターがいけなければ、国を変える方法は選挙しかありません。これには投票する多くの国民が、自分の利益だけでなく、社会全体の事を考える必要があります。ですが国民の大半が集団農耕型では、結局自分の関係する組織に関わる政治家や利害関係者に投票してしまいます。むろん、孤高武士型の人間が立候補していないという問題はありますが。


  

 かくして日本のゆでガエル状態は続くわけです。そのゆでガエルも崖っぷちに追いやられ、さらに転落寸前なのですが。自分は関係ないと、どこかで思っているのでしょうね。いまゆでガエルが一番右の状態にあるとは思っていない皆さん、典型的な集団農耕型性格ですよ!

 社会を牛耳る指導層のなかでも、政治家の役割ほど重要なものはありません。それが壊れている日本。そのあたりを次に見ていきましょう。