「微小プラが世界の水道水、食塩とビールから検出」
アメリカのミネソタ大学の研究で、世界13ヶ国の水道水や、欧米アジア産の食塩、アジア産のビールに微少な「マイクロプラスチック」が含まれているという調査結果が発表された。なぜか、日本は調査対象外だとか。なぜいつも日本だけのぞかれるのか、それはそれで不思議なのだが。
日本でも、マイクロプラスチックの問題が騒がれ始めているが、相変わらず政官財の事なかれ主義者達の動きは鈍い。もちろん、科学者の武田邦彦がいうところの、プラスチック無害論や経済的利益のために騒ぐという話も、わからないではない。しかしながら、地球全体の許容と、個々の魚や人間など生物の許容は、やはり分けて考えるべきであろう。人間はプラスチックが自然と分解されるほど長くは生きていないのだから。としたら、ここは、取りあえず、余計なモノを体内に入れないためにどうすべきかを考え無くてはならない。
第一歩は言うまでも無く、現状の認識である。一体日本の水道水や飲み水、魚を始め人間が食するモノの中は、どうなってるのか、調べてみるべきであろう。常に後手後手に回るというか、問題にならないとやらない集団農耕型のクセがついているために、調べたら必ず対策を取らなくてはならないという強迫観念にとらわれているところもある。まずは、対策が必要かどうかを調べるのである。感情的にならず、冷静に、調査をしてみることだろう。
個人的には、あまりにも細かいゴミは、これまでとは全く異なる影響があるのでは無いかと考えている。量子論の世界に、普通の世界のニュートン理論が通用しないように。
まず、調べよう。その為の環境庁だろうが。
平成30年(2018)9月02日(日)