平成最後のブログ
いやはや、ちまたには「平成最後の○○」があふれかえっている。え、お前もだろうって。それは仕方がないですね。だって、それをテーマに取り上げているのですから。
それはさておき、日本人の気質というか長い間に身についた、時間という物に対する感性を今更ながら感じます。
日本人ほど、けじめというか、区切りの好きな民族も珍しいでしょう。
1年の初めは言うに及ばず、やれ何が終わって次は何が始まった、という類いで溢れています。自然の四季という明らかにわかる区分を毎年感じることが出来る日本人は、おのずから何かの切れ目、境を重視するようになったのでしょう。
それにくわえて、さまざまな気質がそれを後押ししています。逆に、だからこういう気質が生まれたのかも知れませんが。
例えば、けじめをつけられると言うことは、新しもの好きで有り、変わり身が早いことにもつながります。他にもさまざまな気質と絡んでいるのでしょう。
ただ、言えることは、こういう時代の変わり目や年などが改まるとき、日本人の心もまた蘇える様な感覚を覚えます。全てを一度白紙に戻して、そこからまた心を新たにして前に進む。令和を迎えるにあたり、今更ながら、その事を強く感じます。
平成31年4月30日(火)