菅内閣へのエール

 前のブログで、発足したばかりのす場内閣に厳しいことを書いたので、ここではエールを送ることにしよう。とは言っても、まさに、今だけかもしれないのだが。

 新しく内閣が組閣されたときに、夜中まで延々と順番に大臣が記者会見をやる奇妙な前例、慣習がある。河野行革大臣が早速かみつき、加藤官房長官が検討したいと答えた。さっさとやめて、形式を変えれば良いだろう。やるかやらないかという二分法的思考は日本人の性格であるが、偏りすぎるのは良くない。やめるのではなく、昼間やれば良いだけであろう。

 菅総理は、最初の記者会見で、桜を見る会の廃止、正確には自分の内閣ではやらないという意味だろうが、を宣言した。早々と決断したことは評価できる。ただ、これも、総理大臣が一般の国民と直接ふれあう機会をどのように設けるか、という視点は忘れてほしくない。

 小さなことはどんどん決断して実行すればよい。そうすれば世の中が変化している気持ちに、国民がなれるだろうから。

 思考の小ささへの疑念と危うさをかんじながら、まずはエールとしておこう。

令和2年9月17日(木)

 

2020年09月17日