中小企業の海外進出を支援・・寝ぼけた経済政策がまだ続くのか
菅総理の発言としてNHKニュースで取り上げていた。ふー。このコロナ禍でどうやって海外進出や海外展開をするというのだろう。
アベノミクスの継承というよりも、グローバル化推進や新自由主義の考え方にとらわれた経済政策をひたすら推し進めようとしている。これでは、中国にこびを売るのも当然であろうか。
安倍総理もそうだったが、リアリスト(現実主義者)を自認する今の政治家たちは、そのほとんどが「時代の潮流」が見えていない、理解できていない。そんな彼ら彼女らは、単なる目先にとらわれる保身主義にすぎない。このことをあまりにも多くの日本人が理解できていない。
現実的な対応というのは、進むべき道がはっきりとしていて、そこに進むために時には遠回りも辞さないことをいうのであり、単に現状追認、既得権保護では、新しい道は開けない。デジタル化、縦割り打破等の言葉をならべても、それは環境原理主義者やリベラル原理主義者が、並べ立てる美辞麗句と変わらないのである。
まだ1ヶ月だが、この政権も少なくとも内需振興策など、頭の片隅にも描けていないように見える。同時に一向にやめようとしない異常なばらまき政策は、必ず負の代償を伴うことになるだろう。これからの子供たちがかわいそうだ。
令和2年11月18日(水)