「枯れ木も山」ではなく「腐った果実の集まり」にしか見えない

 都知事選。あれほど人気取りはもうやらないとか、出たい人より出したい人をとかいいながら、ふたを開ければこのざま。もう本当にうんざりである。これでは桝添と何も変わらないだろうに。人気取りの嘘っぱちを並べる、自己満足の誇大妄想の虚言癖。そうそうピエロまで。こんな人物ばかり。

 すでに選挙戦にはいっているので、特定候補者については何も述べないでおこう。ただただ、人材の枯渇は、将来の日本の暗雲を予感させて成らない。

 そもそも都民の為の政策として何をやるのか、それなしに、ひたすら政党支持や特定思想に凝り固まった多くの候補者たち。そもそも、いかに東京がおおきかろうと、10人以上も自分から手を上げるなんて、結局出たいだけじゃ無いか。どこに出したい人物がいるのか。


 いま世界中が混迷と混乱の転換期を迎えているというのに、およそ脳天気という名の馬鹿ばっかでは無いか。

 愚かさが招く混乱は、枯れ木も山の賑わいではなく、腐った果実の集まりであり、いずれいたたまれない悪臭を放つことになろう。

平成28年7月8日(金)

2016年07月08日