豊洲の土壌汚染で東京ガスの責任を追求しないのはなぜ?

 豊洲新市場問題。相変わらずテレビなどの表のメディアのいい加減さ、無能さにはうんざりである。自分できちんと検証も出来ず、ただ人の尻馬に乗って騒ぐだけ。それも、同じ事を長々と繰り返して時間つぶしをしているだけ。もういい加減にうんざりで、見る気にもなれず、消してしまう事が多い。

 そんないいかげんさのなかでも、特にひどいとおもうのが、東京ガスの責任追及である。これだけひどい土壌汚染をした企業の責任が全く追及されていないのは、メディアの怠慢以外のなにものでもあるまい。東京ガス以外にもあるのならむろんそれも含めてである。すでに法的に責任は問えないとしても、それこそ、当時の経営者達の道義的責任、東京都はきちんと環境監査をしていたのか、どういう経緯でこういうことになったのか、それこそが、今回の問題の根本であろう。ここまでひどい土壌汚染が為されていなければ、今回のようなさまざまな問題も起きていなかったかも知れないのだから。もう一度きちんと検証すべきである。

 現在の問題追及と合わせて、根本的な原因追及が為されない限り、企業と役所の癒着は続き、国民の健康と国益が損なわれ続けることになる。

平成28年9月16日(金)

2016年09月16日