会社倒産で逃がしてはならないはず

会社倒産で逃がしてはならないはず

ずさんな工事で会談が崩落して犠牲者まで出てしまった事件。神奈川県相模原市の建設会社「則武地所」が、破産宣告を行った。

その後の報道によれば、あまりにずさんというか、もっと悪質で計画的だった可能性がわいてきた。NHKが、この会社の元職人に話を聞いたところによれば、職人はずさんな工事に危険を感じていたという。また、問題の会談工事は、幹部連中が工事をしていたという。

また国土交通省の現地調査をした他の物件でも、問題が多く発見されており、住宅オーナーに点検を呼びかけている。

報道からでも十分にこの会社と経営者達がいかにずさんで悪質だったかはうかがえるのだが、個人的に驚いたのはツイッターでの発言だった。なんと、2009年には、この会社を名指しで、欠陥住宅を生産しており、下請け業者の支払いも踏み倒しているというTWが成されていたのだ。さらに問題は、この企業は1-2年ごとに拠点を換えて続けているという指摘だった。

つまり、詐欺事件と同じで、初めから欠陥工事をして、まずくなると逃げる事を繰り返していた可能性があるということだ。とするならば、今回の倒産も、いわば半分はわかっていた計画倒産の様なものだと言うことになる。

企業でも経営者でも、かっての真面目な日本人像はもはや夢の中である。いまは、散々批判してきた外国と同じになってしまった。こうなるとやることはひとつ。

倒産で逃がさずに、犯罪として立件して逮捕することであろう。これまでの企業に甘い警察から、もういい加減で国民を向いた警察になって欲しい。これはオレオレ詐欺やマルチ商法と同じ悪質な犯罪なのだと、理解して欲しいとおもうのだが。

逮捕にまでいけるかどうか、今後の展開を見ていたい。


令和3年5月17日(月)

 

2021年05月17日|分類:社会