歌集 和暖流
歌集「和暖流」をアマゾンの電子出版で出しました。よろしければ、こちらです。
今日午後5時から2日間だけ無料配布しています。
時代を超え 流れ続ける 和歌心 永遠の生命を 明日に伝えん(はじめにより)
ふとしたときに口ずさむ和歌は、日本人の感性の現れでしょう。天才歌人の柿本人麻呂など先人達には遠く及ばないまでも、日々の暮らしの中で感じたことを言の葉に載せ、過去からとうとうと流れ続ける和暖流にそっと浮かべてみました。
この歌集「和暖流」は、歌集「赤鳥居」以降に詠んだ和歌で、残っているものを117首ほど拾い集めたものです。「和暖流」「若竹」「雨水」の各章からなります。
概ね詠んだ月日の新しい順になっていますが、同じページ内にまとめてある歌は、同じ時に詠んだか、ひとかたまりの作です。また各歌に付けた解説の「です・ます調」が不統一ですが、詠んだときの気分を反映していますので、できるだけそのままにしてあります。ご了承ください。
コロナ禍で 活気が消えた 年の瀬を 休む間もなく アマビエはしる
薄衣 透けし乱れの 花模様 散らせし君の 知るよしもなく
皆さんも日常にふと感じた気持ちなどを、是非詠んでみてください。心がなごむと思います。
令和4年1月22日(土)