腐ってしまった警察


 週刊新潮に依れば、『皇宮警察が「中国人皇居内侵入」事件を隠蔽していた “危険人物”が1時間にわたり徘徊』という。

 警察などの隠蔽体質はもはや驚くこともないが、この中国人が、「警察的な観点から相当危うい身元の人物だと判明」だというのだから驚き。日本全体の危機意識の欠落が、あらゆる組織にしみこんでいる。認知領域での戦闘で、はじめから負けているわけである。

 皇宮警察は、本来天皇の親衛隊である近衛兵の流れをくむ組織のはず。それが、ボヤだの飲酒だの不祥事だらけ。真面目にやっている警察官がかわいそうである。

 国民も、今度の参院選挙から、候補者の人格を見て投票しないと、日本の劣化は止めようがない。といっても、まともな候補者がどれだけいるのか、根本が問題であるが。候補者が540人もいるが、まともに国のためを思う人間がいるなど信じられないのが本当のところ。


 ロシアの軍事侵攻も結局ロシア国民の帝国シンドローム(症候群)の影響があると言うのだが、日本も脳天気シンドロームから抜けきれないでいる。一体どうすれば良いのだろうか。

令和4年6月22日(水)

 

2022年06月22日|分類:安保, 政治