不揃い野菜等規格外品の仕入れ

 商店街の専門店からスーパーなどの大規模店に流通が変わったことで、便利さと共に無駄も生じている。そのひとつが、いわゆる規格外の品である。スーパーでは野菜が皆同じような形で、同じ大きさで袋詰めにされています。これは農家が、出荷時に不揃いな品物を規格外としてよけているからです。

 この規格外の野菜は大半が廃棄されているようです。もったいないことですね。廃棄するくらいなら、ただ同然で給食の材料に提供しましょう。

 規格外でも味や品質に問題が無いのであれば、積極的に給食で使うべきでしょう。地域の仕入れ会社に規格外を持ち込めば、農家も廃棄処分を免れ、給食提供側も安く仕入れられるわけです。もちろん、若干手数はかかるでしょうが、企画に合わせてスーパに出す手数を考えれば、国全体としての手数はさほどではないはずです。目先のりえきではなく、大きな国益を考えることができるのも、給食のような公の業務なればこそです。


 果物なども持ち込んでジュースにしたり、デザートにしたりと、有効活用は色々考えられます。知恵のだしどころでしょう。

令和3年2月9日(火)

 

2021年02月09日|烈風飛檄のカテゴリー:edu