PTAの解体

 教育改革としては、少し外れるのかも知れない。だが、PTAもまた問題の多い組織である事は間違いがない、特に最近は。最大の理由は、専業主婦がいなくなったことなのだろうが、それは脇に置いておこう。

 ただ、いまPTAがやっていることをそのまま続けることが必要なのか、再考すべき時にあるだろう。結論から言えば、真に学校として必要な事は、PTAでは無く他の組織がやるべきである。それ以外のモノは、半強制のいまのPTAではなく、完全なボランティア組織による活動にすべきである。こうすることで、問題となる、PTA参加者とそうで無い親の間での子供への対応の問題は無くなるはず。
 たとえば、登校班にPTA退会者の子供は入れないという問題なども起きなくなるだろう。完全なボランティアの活動になれば、すべての生徒が対象になり、差別するようなこともなくなる。そもそも、登校班が今後も必要なのか、役目は終えたのではないだろうか。一律に登校し、一律に下校することは、新しい教育制度では、全く考えていないというか、合っていないのだから。

 PTAでもなんでも、その活動内容を吟味して、必要であれば、きちんとした組織に任せるべきであろう。その上で、PTAという組織が、今後も必要なのか、検討していけば良い。学校も、生徒も皆変わったときに、いまのようなPTA組織が存続することは難しいだろう。たとえば、生徒が、学校をまたいで学ぶことが当たり前になっているなかでは、学校単位に縛られる組織は存続できない。また飛び級があたりまえのとき、学年に縛られるPTAが有効に機能することも出来まい。

 改革は、ある部分だけで済むことではないことを、自覚しておくべきである。


平成30年(2018)9月10日

 

2018年09月10日|烈風飛檄のカテゴリー:edu