迷路図で脳力発揮
人生は迷路かな① 迷路図で脳力発揮
やたらと気が多くて,おまけにあきっぽい性格である。ブログでもいろいろなシリーズを始めるのだが、まともに続いた例しがない。で、またまた訳の分からない事を思いついてしまった。
今回のテーマは、「人生は迷路図かな」。自分でも内容などはよく分からない。ただ思いついただけなのだから。ま、一応迷路のようにあちこちにぶつかって生きてきた、自分の人生を肴に言葉遊びでもしようという程度である。テーマはなくて、ただ迷路図のようにつながっている,つまりしりとりのようにして話がつながっていけば面白いかなと。何とも私らしい!つまるところ、我が人生は迷路のような物だったということだ。
初回は、この「迷路図」から始めて見たい。迷路図は、多くの方が遊んだ記憶をお持ちであろうと思う。書かれた図上の迷路をたどって、早く出口に到達する遊びである。
迷路図には、思い出すことがある。それは、学生の頃、某有名大学が知能検査だかなんだかを作っていたとき、その一部として迷路図を作り上げた。それを、試しに我々の大学の学生にやらせたのだった。で、その時虫の居所が悪かった私は、入り口から出口まで一気にペンを走らせて、制限時間内に迷路を抜けてしまったのである。ちなみに相当複雑な迷路図で、限られた短い時間内に解答できることを想定していなかったようである。
開発元の大学と違って、なにせ知能検査を受けるほど、おつむの良くないぼんくら学生の集まりである。まさか解けるとは思わなかったのであろうか。作成した側はショックを受けていたようで、後日談では、結局、新しい知能検査を作ることを止めたとか。
虫の居所が悪かったと書いたが、実は、身体の調子が悪かったのである。前の晩、寝違えたらしくて、朝起きたら首が回らなかったのだ。金がなくて首がまわらないのには慣れていたが、この手のは結構痛くてつらい。
そんな状況で迷路図解きに挑んだのであった。そうしたら、なぜだか自分でも分からないが、すらすらと解けてしまった。そんな馬鹿な、と言われるだろう。
自身、馬鹿な話だと思うのだが、火事場のバカ力ではないけど、思わぬときに思わぬ能力が発揮されることは、ままあるように思う。ここまで、自信を持って言うのには理由がある。その後もう一度、同じような体験をしてしまったからである。
就職活動をしていたとき、自分が希望していたSE(コンピュータのシステムエンジニア)採用においては、筆記試験に性格診断が多く行われていた。とあるコンピュータ専門商社(いまではこんな業種もないだろうな)を受験したとき、なぜかまた前の晩に寝違えて、朝から首が回らず頭がズキズキしていた。そんな状態で望んだ試験。性格判断の中で、簡単な計算式が並んでいるテストがあった。当然、各行の回答時間が非常に短くて、全ては解けないようになっていた。だが、なんとしたことか、私は全てを回答してしまったのだ。答えが合っていたかどうかは知らないけど!そのまま合格して面接に進めたのだから、全てでたらめだったわけでもないだろう。
皆さんは、こんな経験ありませんか?
別に、こんな話は信じてもらえなくて構わないのだが、人間の脳は時に思いもかけない能力を発揮することは、最近の脳科学でも良く分かってきている。
特定の機能が失われると、他の機能が発達してそれを補う。最近では脳性麻痺で失われた機能さえも、回復訓練によって脳内に別ルートが生成されて、機能を回復する事が出来ると分かってきた。
さて、ここからどこに話をつなげようか。脳の話は話題が多いので、ネタ切れまで取っておくことにしよう。ま、それまでこのシリーズが続くかどうか怪しいのだが。こういう飽きっぽい性格も、将来は薬か何かで直るかもしれない。
好きな人の前でだけ、別人になれる薬なんて出来るかも。ま、たいていの人は薬の力を借りなくても、好きな人の前では人が変わるけど.....。
平成23年(2011年)12月1日