ネットではコオロギを食べることを、強力に進めている政府や企業に怒りの声が上がっている。将来の食糧危機の時代に備えて、今から準備をするのだという、この推進派の発言そのものに怒りすら覚えるのは、当然だと思う。
牛乳は捨てさせる、農作物は作らせない、漁業の資源管理はしない、海外からの畜産物などの輸入は全く減らさない、給食に出して強制的に食べさせる等々、実にふざけた政策のオンパレード。そのなかで、コオロギなどの昆虫食関連になんと6兆円もの予算を用意しているという。防衛費は増税、増税と騒ぎ立てながら、SDGs関連は、知らん顔で何十兆円も投下している。
もはや政財官の癒着というレベルですむ話ではあるまい。国民があまりにもおとなしくしていたために、完全になめられてしまったのである。単純な金儲けと選挙利権だけではなく、旗色が悪くなってきたグローバル化推進派、ダボス会議など世界経済を牛耳る一部のエリート集団の策略、反日や各種の原理主義者がそれに加わり、さらに日本を混乱させたい反日国家の後押しなど、実に多くの関係者が、マスコミや学者などを動員して、これまで思考洗脳をしてきたのだろう。
それがさすがに、ここに来てパスコ(敷島製パン)や無印良品がコオロギ食品を大々的に売り出したことで、ついにネットで国民の怒りが爆発した。それがパスコの不買など、想定外の大炎上につながったのである。
これを機会に国民も目に見える行動を起こすときだろう。昭和の時代には、誤った思想をすり込まれた10万人もの愚かな日本人がデモをやって、国会に押しかけた。少し前には、自公政権への反発から、野党政権を許した。しかし、あまりのひどさに懲りてしまった国民は、政権交代で野党政権を望めなくなっている。その結果、今の政治家達は、何をやってもかまわないと、事実上の覇権国家と同じで、国民を無視した政策を次々と実行にうつしている。
このままいくと、今度は多くの国で起きているように、極右勢力が台頭してくるだろう。それは混乱の極みとなる。なんとしても、その前に、この歪んだ政策をやめさせないといけない。それには、政治家達にだめだという意思表示をする必要がある。平和なデモで、10万人が、コオロギ食反対を唱えれば、馬鹿な政治家も少しは気がつくはず。
コオロギ食の反対は単に食の好き嫌いの問題ではなく、日本の政治を変えていく大きな、そして最後かもしれない機会なのである。若者に、行動を起こして欲しいと心から願う。
令和5年2月24日(金)