神ノ道

神ながらの道

オン草紙
第二部
【第二部 知性と感性で感じ取る神ノ道の実相】

 第一部では、神ノ道(かみながらのみち)について、いわゆる霊的な現象や作用などの話を排除して、知性による出来る限り合理的な解釈を試みてきました。それだけで充分なのでしょうが、社会全体にはまだまだ理性だけでは納得できない事柄があるために、誤った方向に人々の考えかたが行く事もあるように見えます。

 いくらオーム真理教を知識や常識だけで解説しても、高学歴で知識もある彼らがどこで間違ってしまったのか、十分な説明は未だに為されていません。これは、学者や研究者達の怠慢だけでは無く、結局オカルト的な考えを含む彼らの思考方法に、十分な理解が出来なかったからとも言えるでしょう。学者達は、知性にこだわりすぎて、人間全体を見失ったとも言えます。むろん、それを私が説明できるなどと言うつもりは毛頭ありませんが、世の中で人々が道を踏み外す可能性を少しでも減らせるならば、霊的現象やあの世の話を持ち出すことも、意味があるのでは無いかと思うのです。嘘も方便という仏教の教えに従えば、相手が納得できる説明を加えることは、全面的に否定されることでもないと考えます。

 すでに述べていますように、私にはいわゆる霊能力はありません。いかなる宗教の勉強も修行もしたことがありません。したがって、とんちんかんで身勝手な屁理屈に過ぎないかも知れません。それでも、軽い気持ちで読み飛ばしていただければ、それで十分です。

 第二部では、特に項目や話の内容を整理すること無く、思いつくままに、だらだらといくつかの事柄について述べることにしました。したがって、ここから何か体系的なものを読み取ろうとする事は出来ません。また霊能力者や宗教関係者からは、事実誤認とお叱りを受けるかも知れません。あらかじめご了承ください。

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【魂とは、霊とは】
【人の思いは霊障となる】生き霊/死霊/怨霊
【因縁とは】家系の因縁/色情因縁/恨む側も浮かばれない
【霊障はあるが誰にもわからない】霊の力がすべてではない/守護霊の霊障も
【触らぬ神に祟りなし】
【前世の影響】
【白骨化するとなぜ敬われるのか】海外での戦没者慰霊の在り方
【遺骨の長期保管は良いことなのだろうか? −納骨の意味−】
【地縛霊と災害等の現場保存】原爆ドームの保存
【神と仏の違い】
【神々の眷属と神罰】
【ゾンビ、キョンシー、幽霊、不成仏霊】死んだ人の霊だけが霊障を起こすわけではない
【現世利益】低級霊の現世利益/この世に関われる多くのタマ/守護は利益供与ではない
【地獄にも落ちられない魔】魔にとりつかれるのも自分のせい
【感情(思い)を持つことは悪いことなのか】
【24時間恨み続けられるなら神になれる】
【どの神や仏を信仰すれば良いの?】神仏もご縁/神の勧請
【神を祭る】
【供え物】
【生きた人間を神のごとく崇拝するのはインチキ宗教】
【何でも運命とか宿命とか云うのは間違い】
【生きる目的 −この世は修行の場−】修行から逃げない/苦しむことだけが修行ではない/修行はだんだん厳しくなる
【神はいかなる強制もしない】
【自殺は神ノ道に外れる】
【世のため人の為に尽くす】施し過ぎれば修行の邪魔になることも
【見栄や嫌々やるならやらない方が良い】
【自己中は先祖を軽視する】
【肉体はぬいぐるみ】
【才能もぬいぐるみの一部で魂の価値とは無関係】
【神ノ道の理想的な生き様:馬鹿になれ】善意のすれ違い
【絶対神はなぜ不完全なモノを創造するのか】