藤井二冠が高校自主退学 しなくて済むように出来るのに
将棋の藤井二冠が、先月高校を自主退学していることがわかった。タイトルを獲得してから、将棋に専念したいと考えたそうである。五輪の聖火ランナーを辞退したのも同じ理由なのでは。(森会長問題の遙か以前の去年の内に辞退を届け出ていた。)
プロ棋士にとっては学歴など関係ないのだろうが、あえて高校中退になる必要も無いのではとおもってしまう。これも、今の硬直した教育体制に問題があるからに他ならない。生徒個人が柔軟な授業を受けられれば、今回のような場合には十分卒業できたと考えられる。
飛び級を含めた柔軟な授業割りについては、日本改革私案 教育編の「飛び級:飛び学科と飛び学年」「学年試験の内容」などで解説しています。そちらをご参照ください。
いずれにせよ、これからますます彼のような若いと言うより幼い才能が、数多く排出してくるはず。戦前までのように、出来る子供はどんどん取り立てる仕組みが必須である。それをエリート教育派けしからんと邪魔するのは、歪んだ平等主義の考え方である。むろん、才能と人格は別物と知っておくことも忘れずに。
令和3年2月16日(火)